FXで人気の通貨はどれか
米ドル・ユーロ・日本円は世界の3大通貨と呼ばれ、経済の大部分を担う流通量を誇っています。
そのため、膨大な数の投資家がこの3つの通貨を中心にFXを行っています。
最も多く取引されている通貨は通貨の流通量でワンツーフィニッシュを決めている米ドルとユーロの組み合わせです。
巨額のマネーを投じてのシステムトレードが行われているため、比較的テクニカルにそった動きをしますので、比較的初心者向けの通貨と言えます。
日本のトレーダーに限って言えば、ドル円も人気の通貨ペアです。
利益・損失が直感的にわかることに加え、ボラティリティが低く安定した値動きをするため、レンジ相場に対応したロジックで利益を上げやすいのが特徴です。
ドル・ユーロ・円に加えてポンドも利用者が多い通貨です。
ポンドを絡めた通貨ペアは1日数円単位で動くことが珍しくない高ボラティリティ通貨。
そのためスキャルピングはもちろん、100PIPS程度のドローダウンをいとわず、長い足で数日から数週間ポジションを保有するスイングトレードユーザーもよく利用しています。
オセアニア通貨の存在も無視できません。
特にオーストラリアドルは資源国ということもあり、トレンドが素直に出るため、テクニカル系のトレーダーに人気の通貨です。
オーストラリアドルと米ドルの組み合わせはスプレッドも比較的狭いので使いやすいでしょう。
また、オーストラリアドルと日本円の組み合わせは高スワップポイント通貨ペアとして、スワップ派に人気です。
超低金利が続く日本円と、強気の高金利を継続するオーストラリアドル。
外貨預金で人気の通貨ですが、外貨預金の利息と違って毎日スワップがつくこと手数料の安さから、レバレッジを抑えて為替変動リスクを減らし、預金代わりに使っている人も大勢います。
最近注目されているのがスイスフラン。
スイスは国の政策として1ユーロ1.20フランを下限目標としており、それより下がりそうな場合は国が資金を投入して買い支えをしています。
チャートを見ればわかりますが、ほぼ一直線の超レンジ相場を形成しています。
理論上はこの政策が崩れない限り、1.20を下限抵抗線として、この付近で買いポジションを入れておけば100%勝てることになります。