分かりやすい売買方法
FXにもビギナーズラックはあります。
しかしビギナーズラックはビギナーズラック。
遅かれ早かれ、しばらくすると急に勝てなくなるときがやってきます。
初心者のうちは何も疑わず基本だけをやっていたのが、知識を得ていくうちに知らず知らずのうちに自己流のトレードをしてしまうことが原因のようです。
勝てないトレーダーのもうひとつの特徴は売買方法を複雑にしすぎていることです。
画面にインジケーターが入り乱れ、チャートがトレンドラインで埋め尽くされている人は、たいてい勝てていません。
複雑なロジックは精密すぎることが災いして、ちょっとした相場の変化についていけません。
また、確認事項が多すぎてみるべきものを見ていないという本末転倒な事態も起こりやすくなります。
まず、こちらFXの基本的な仕組みを理解することから始めましょう。
継続して安定した利益を出す人ほどわかりやすく単純な売買方法を取り入れています。
ロジックはシンプルなほど汎用性が高く、あらゆる相場に柔軟に対応できます。
売買方法をわかりやすくするメリットはもうひとつあります。
それは自分なりのトレードルールを作りやすいこと。
よく「損切りは早く」といわれますが、それを守れているトレーダーはほとんどいません。
損切りさえうまくできるようになれば勝てるのに、もったいないことです。
損切りに限りません。
FXにはやらないほうが良いこと、やってはいけないことがたくさんあります。
これらをスムーズに受け入れるには、複雑なロジックは逆に足かせになります。
複雑なトレードが悪いわけではありません。
それで安定した利益を出せているのであれば何の問題もありません。
しかし相場にあったトレードであれば、平均移動線とトレンドラインだけでも勝つことはできます。
最終的にはインジケータに頼らず、トレンドラインだけで勝てるようになれば立派な上級者といえます。
ただ、最初からそれは無理でしょうからまずは今のトレードを見直してみてください。
もし今勝てていなくて、チャートに3つ以上インジケーターを表示しているようであれば、もっとシンプルなトレード方法を試してみましょう。
もしかしたら、負けの泥沼を脱出できるかもしれませんよ。