外国の経済を知る

チャートを読み解いてコツをつかむ

FXはチャートに始まりチャートに終わります。
平均足やローソク足の動きを予測して利益を出していかなければいけません。
どれだけ正確にチャートを読めるかが、リッチなトレーダーになれるか相場で資産を飛ばすかの分かれ道です。

チャートの読み方にはそれこそ星の数ほどのやり方があります。
様々なインディケーターが開発され、それを単体、もしくは複数組み合わせる方法もたくさんつくられています。

ただどんなにインディケーターを駆使しても、それらは結局後付け。
どうしても相場の変動に遅れてサインを出します。
またこういったインディケーターは機能する相場と機能しない相場が出ててきます。

では5年、10年にわたって安定して利益を稼ぐ相場の読み方は何なのかと言えば、トレンドラインです。
高値・安値をラインで結ぶことによって今のトレンド、レジスタンスライン(抵抗線)、サポートライン(支持線)が見えてきます。
世界中のトレーダーは引き方の違いはあれどトレンドラインで相場を見ており、ラインのブレイク・反発を使ってエントリーをしています。
為替相場は多数決で動いています。
買う人が多ければ相場は上がり、売る人が多ければ相場は下がります。
だったら利用者が多いチャートの読み方をして、相場の流れに乗るのが勝利の鉄則でしょう。

それほど大切なチャートの読み方であるにも関わらず、本当に相場で昨日するトレンドラインを引けるトレーダーはそれほど多くありません。
トレンドラインをヒゲを含めて引くのか、ヒゲは含めないのか。
どこまでずれたら書き直すのか。
というようなトレンドラインの基本すらわからない人がたくさんいますし、たくさん引きすぎてチャートがラインだらけという本末転倒な人もいます。

日本人が書いたトレンドラインに関する本はほとんどないのですが、海外からの翻訳本であれば何冊かあります。
趣味ではなく実益のためにFXをしている人は、一度くらいは読んでおきましょう。